2026年1月23日

こんにちは。
武蔵浦和はるの形成外科スキンクリニックです。
火傷(やけど)は日常生活で起こりやすく、「どのくらいで治るの?」「跡は残る?」
と不安に感じる方も多いケガです。
この記事では、火傷が治るまでの一般的な期間や経過、注意点に加え、跡を残しにくく
するためのケア(ダーマティクスウルトラ)についてもわかりやすく解説します。
火傷は最初は深さが分からないことがあります
火傷は、受傷直後の見た目だけでは深さがはっきり分からないことが多いケガです。最
初は赤みだけに見えても、数日たってから水ぶくれができたり、症状が強く出てくる場
合もあります。
そのため、「軽いやけどだと思っていたら実は深かった」というケースも少なくありま
せん。特に痛みや赤みが強い場合、範囲が広い場合は、早めの受診をおすすめします。
火傷をした直後の初期対応(自宅でできること)
火傷をしたときの初期対応は、その後の治りや跡の残りやすさに大きく影響します。慌
てず、以下のポイントを意識しましょう。
① できるだけ早く冷やす
火傷をしたら、まずは流水で10〜20分程度しっかり冷やすことが大切です。保冷剤や氷
を使う場合は、直接当てずタオルで包んで使用してください。冷やすことで、皮膚のダ
メージの広がりを抑えることができます。
② 指輪・時計・きつい衣類は外す
腫れてくる前に、指輪や時計、きつめの衣類は外しておきましょう。後から外れなくな
ることがあります。
③ 水ぶくれは潰さない
水ぶくれは皮膚を守る役割があります。自分で潰すと感染や痛みの原因になるため、触
らずそのままにしてください。
④ 軟膏や自己流の処置は控える
やけど直後に市販薬や民間療法を自己判断で使用することはおすすめできません。状態が分からないうちは患部を清潔に保ち、できるだけ早めに医療機関へ相談しましょう。
⑤ ガーゼなどでやさしく保護する
冷却後は、清潔なガーゼなどで軽く保護することで、外部からの刺激や乾燥を防ぐことができます。
火傷の深さによって治るまでの期間は異なります
火傷は、皮膚のどこまでダメージを受けているか(=深さ)によって、症状や治るまで
の期間、跡の残りやすさが変わります。
✅️Ⅰ度(表皮までの軽いやけど)
皮膚の一番表面のみがダメージを受けた状態です。赤みやヒリヒリ感が出ますが、水ぶ
くれはできません。
多くの場合、3〜7日程度で治り、跡はほとんど残りません。
✅️Ⅱ度(真皮まで及ぶやけど)
皮膚の少し深い部分までダメージが及んだ状態です。水ぶくれを伴うことが多く、治る
までに1〜3週間程度かかります。
この段階の火傷では、赤みや色素沈着などの跡が残ることがあります。
✅️Ⅲ度(皮膚の深い層まで達する重いやけど)
皮膚の奥深くまで損傷している状態です。痛みを感じにくいこともあり、皮膚の色が白
っぽくなったり黒くなったりします。
自然に治ることは少なく、早期の医療機関での治療が必要です。跡がかなり残りやすい
です。
火傷が治るまでの一般的な経過
火傷は、受傷直後から少しずつ皮膚が修復され、時間をかけて治っていきます。見た目
や症状は経過とともに変化しますが、多くの場合、以下のような流れで回復します。
① 受傷直後〜数日
赤み、腫れ、ヒリヒリとした痛みが出やすい時期です。Ⅱ度以上の火傷では、水ぶくれ
ができることもあります。この時期は、早めに冷やし、清潔に保つことが大切です。
② 数日後〜1週間前後
炎症が徐々に落ち着き、皮膚の修復が始まります。水ぶくれがある場合は自然にしぼみ
、かさぶたができることがあります。かゆみが出てくることもありますが、掻いたり無
理に皮を剥がさないよう注意しましょう。
③ 2週間〜1ヶ月後
新しい皮膚が再生し、傷はふさがっていきます。赤みが残ることがありますが、時間と
ともに少しずつ薄くなります。この時期から、傷跡ケア(ダーマティクスウルトラなど
)を始めることで、跡を残しにくくなります。
④ 1か月以降
皮膚の色や質感が徐々に周囲になじんでいきます。赤み・色素沈着・盛り上がりが気に
なる場合もありますが、継続したケアで改善が期待できます。
火傷後の色素沈着は、改善までに時間がかかることがあります
火傷が治ったあと、傷自体はふさがっているのに茶色っぽいシミのような色素沈着が残
ることがあります。
これは、炎症によってメラニンが過剰に作られることで起こり、数か月〜半年以上かけ
て少しずつ薄くなるケースも少なくありません。
特に、
・炎症が強かった火傷
・紫外線を浴びやすい部位
・掻いたり刺激を加えてしまった場合
は、色素沈着が長引きやすくなります。
色素沈着を長引かせないために大切なこと
・治癒後もしっかり紫外線対策を行う
・摩擦や刺激を避ける
・必要に応じて外用薬やケア用品(ダーマティクスウルトラなど)を使用する
早い段階から正しくケアを行うことで、色素沈着を最小限に抑えられる可能性がありま
す。
色がなかなか引かない場合はご相談ください
「時間が経っても色が薄くならない」「シミのように残ってしまった」と感じる場合は
、自己判断せずにご相談ください。
状態に応じて、外用治療やスキンケア指導など、形成外科・皮膚科的な視点での治療を
ご提案します。
火傷の跡を残しにくくするために「ダーマティクス」
火傷が治ったあとにおすすめなのが、医療用シリコンジェル「ダーマティクス」です。
ダーマティクスは、
・火傷後の赤み
・盛り上がりや硬さ
・傷跡の目立ち
を抑える効果が期待できる外用剤です。
皮膚表面を保護し、傷跡の水分バランスを整えることで、きれいな治癒をサポートしま
す。
ダーマティクスの使い方と注意点
・傷がふさがった後から使用します
・1日2回、薄く塗るだけ
・ベタつきが少なく、メイクの上からも使用可能
継続して使用することで、傷跡が目立ちにくくなる効果が期待できます。
※傷の状態によって使用開始時期は異なるため、医師の指示に従ってください。
ダーマティックスウルトラ(傷跡ケアジェル)▶️1本 4,950円
こんな場合は早めの受診がおすすめです
・水ぶくれが大きい、数が多い
・痛みや赤みが強く続く
・治った後の跡が気になる
・顔や関節、目立つ部位の火傷
形成外科では、火傷の治療から傷跡ケアまで一貫して対応できます。
まとめ
火傷は軽度であれば数日で治りますが、深さによっては数週間かかることもあります。
また、治ったあとも適切なケアを行うことで、跡を残しにくくすることが可能です。
ダーマティクスなどの外用治療を早めに取り入れることで、よりきれいな仕上がりが期
待できます。
火傷や傷跡でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
武蔵浦和はるの形成外科スキンクリニック
当院では、形成外科専門医の院長を中心に形成外科・皮膚科・美容皮膚科・美容外科の
診療を行っています。
さいたま市・武蔵浦和・浦和・川口・戸田エリアで火傷(やけど)治療・傷跡ケアをご
検討中の方は、ぜひ当院へお越しください。
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